ごあいさつ

  

人生の
トータルサポート企業として   

 冠婚葬祭を執り行う互助会を母体とし、『人生のトータルサポーター』を標榜する当グループにとって、地域密着・地域貢献はいわば生命線です。地域住民の方々の日々の暮らしやイベントにいかに触れ、人生のあらゆるステージにおいてどれだけお役に立てているかが経営の指標でもあります。

 介護保険制度開始から『当グループにしかできないこと』を一途にやってきました。介護保険制度開始前から、早々に介護用品を対面販売するショップ『あっぷる 』を立ち上げ、店舗があるからできる介護用品を直接見て触って選び、介護から終活まで様々な相談ができるようになり、今では地域に寄り添い施設サービスまで展開しております。

 各社の結婚式場や会館で定期的に開催する地域イベントでは、福祉用具はもちろんのこと、タイアップしている眼鏡メーカーがメガネや補聴器の相談・調整をするほかアクティブシニア向けの人気商品も提供しています。介護保険制度開始から20年以上経ち、介護における人々の選択肢は飛躍的に増え、福祉用具や施設サービスも多彩になりました。誰もが抱える将来への不安を取り除くための選択肢も豊富でなければならないと当グループは考えています。

 例えば現在のような未曾有のパンデミック禍において、対面での介護ができなくなったら何ができるでしょうか。人に寄り添うことを生業とする当グループには社員一人一人の『人間力』があります。私たちが重んじている人間力とは『毎日どれだけ多くの方とどれだけ多くの接点を持って来たか』ということだと考えます。

 現在、グループ内での全国的な交流の機会を増やし、互いの強み・弱み等の情報や意見の交換を続け切磋琢磨しています。互助会の有無に関わらず、変化に柔軟に対応するスピードが当グループの更なる強みを生んでいます。

『地域のために』というよりも『地域の人と一緒になって』、物理的な助けだけでなく心の助けもする。介護を助けるのではなく、人の暮らし全体のお手伝いをする。当グループはそんな存在でありたいと考えています。

        2022年2月1日

代表取締役 小泉 博久